市販のシャンプーをおすすめしない理由

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市販のシャンプー

f:id:ibarachan:20200426180600j:plain市販のシャンプーといえば、昔はほとんど髪を洗うためだけの安いものばかりでしたが、近年では市販のシャンプーでもヘアケアを重視した、少しお高めものも登場してますよね!

今回は、市販のシャンプーの実態についてお話しさせていただきます。

使われている界面活性剤

シャンプーはメインに使われている界面活性剤と、それ以外の上位に配合されている界面活性剤によって、おおかたの性格が決まります。

 
価格帯:数百円クラスのシャンプー(500ml)

この価格帯の大半のシャンプーで、メインに使われる界面活性剤は「ラウレス硫酸Na」です。

これは石油系の活性剤で、洗浄力が高いかわりに保湿力が非常に低く、皮膚刺激は強いという特徴があります。

その性質からもわかるように、「ラウレス硫酸Na」は界面活性剤の中で最もコストが低いです。

基本的に、大衆が使えることがコンセプトであり、成分的に見ると、部活帰りに汗だくで帰ってきた、皮膚も髪も健康的な男子中学生向けです。


「ラウレス硫酸Na」が基材のシャンプーでも、潤い補給とか、ダメージ補修なんて謳われていますが、あくまでそのコスト内でできる限りの努力であり、基本的に保湿力が低く、皮膚刺激は強いということに変わりはありません。

 

シャンプーは水分が多いため、髪の内部への浸透力が高く、非常に優秀なヘアケアアイテムですが、逆に言えば、悪い成分が配合されていれば、それも浸透してしまうので、使い続けることで頭髪にダメージを与える恐れがあります。

 
価格帯:800円〜2000円クラス(500ml)

最近増えてるのがこの価格帯です。安くて嫌われ者の「ラウレス硫酸Na」の代替えとして、ベタイン系やタウリン系、アミノ酸系などの植物由来の界面活性剤がメインで使われているのをよく見かけます。

そのため、値段が少し高くなっています。

 

ベタイン系、タウリン系、アミノ酸系の界面活性剤はサロンシャンプーに使われていますが、それに比べると市販のものは値段が安いです。

値段が安いことで考えられるのは、いい成分の濃度の薄さ、メインで使われている界面活性剤の他に上位配合されている界面活性剤が石油系である等です。

 

たとえば、これは人気のひまわりシャンプーの成分表です。

 

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タウリン系のシャンプーですが、他にベタイン系やアミノ酸系などの優しい界面活性剤が上位配合されています。

 

その割には、500mlで860円とは、かなり安いです。

 

同じく、こちらのイオクレンジング リラックスメントシャンプーもタウリン系のシャンプーです。

 

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アミノ酸、ベタイン系の界面活性剤が上位に配合されていますが、定価だと600mlで3960円です。(※ネットでは大分安くなってます。)

ひまわりシャンプーの方が配合されている成分が多いにも関わらず、これだけ値段の差があるということは、ひまわりシャンプーに配合されている成分の濃度の薄さが考えられます。

 

この価格帯のシャンプーは、悪い成分が入っていないとはいえ、いい成分の濃度も薄いと考えていいでしょう。

 

しかしながら、ひまわりシャンプーは成分的に見ても、髪に悪いとは考えにくいため、ヘアケアとまではいかなくとも、髪を傷ませないシャンプーとして評価できると思います。

 

基本的に、この価格帯のシャンプーに期待する効果は、現状維持です。


ある程度髪が健康な人は充分かと思いますが、もっと上ののヘアケアを求めるのであれば、この価格帯では難しいかと思います。

市販のアミノ酸系シャンプー

タウリン系やベタイン系の界面活性剤は、アミノ酸系の界面活性剤に比べればコストが安くなっています。

しかし同価格帯で、アミノ酸系シャンプーが売られていることがあります。

 

実は、これはです。

 

まず単純に、“アミノ酸成分配合のシャンプー“と“アミノ酸系シャンプー“を同じものだと勘違いしているパターンです。

 

基本的に、シャンプーの●●系とは、メインに使われている界面活性剤によって決められますので、アミノ酸系の成分が配合されていても、メインの界面活性剤がアミノ酸系のものでないのであれば、そのシャンプーはアミノ酸系シャンプーではありません。

 

"アミノ酸系成分配合"と執拗に記載している商品が多いので、買う人が勘違いしてしまうことがあります。

 

もう一点、市販のアミノ酸系シャンプーのメインに使われている界面活性剤は、基本的に「ラウロイルサルコシン酸TEA」です。

 

これはれっきとしたアミノ酸系の成分ではありますが、殺菌作用がやたらに強く、使う人によってはアレルギーの出る旧指定成分です。

 

アミノ酸系でありながら、保湿力も低いので、安く提供することが可能になっています。

 

「ラウロイルサルコシン酸TEA」が主剤のシャンプーはかなり難儀なので、あまりオススメしません。

 

まとめ

シャンプーを選ぶときは、基本的に値段以上の効果はないと考えるのが妥当。

しかし、髪に合う合わないがあるので、値段以下の効果しか感じられないことは往々にしてある。

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