くせ毛カット
最近は、くせ毛カットを行なっている美容院が増えてきました。
縮毛矯正に嫌気がさしている人にしてみれば、
わたしも、脱縮毛矯正が完了してから、藁にもすがる思いで、
しかし、わたしの期待とは裏腹に、
それはなぜなのでしょうか?
活かせないくせ毛
その時のわたしの髪はこの状態でした。見てわかるように、乾燥してチリチリしています。
でも、美容師さんは、わたしの髪を見て、「活かせる」と言いました。 不安でしたが、カットが終わって美容院の鏡の前で感動しました。
濡れ髪風のソバージュヘアでした。
脱縮毛矯正して初めてのカットだったので、ソバージュとはいえ、 地毛でまともなヘアスタイルにしてもらえたのが嬉しくて、 ルンルン気分でお店を出ました。
しかし、帰り道にたまたま髪に触れたら、 ベットベトなことに気づきました。そして家に着いて、完全に夢から覚めました。
濡れ髪風にセットしてもらいましたが、家に着いた頃には、もうチリチリに戻ってたからです。
チリチリヘアに対して、濡れ髪風ヘアはリーサルウェポンみたいな感じですが、潤いのない髪の内部は穴だらけなので、濡れ髪風にしても、 水分をどんどん吸い込んでしまいすぐに乾きます。
カットでどうにかできるのは、あくまで髪のフォルムであって、
カットで、活かせるくせ毛というのは、癖はあれど潤いがある髪のことです。
クセを活かしたいならば、 まずは髪に潤いを与えることから始めなければならないのです!!
それを教えられずに、
この人家帰って泣いてるだろうなと…。
髪がチリチリでお悩みのみなさん、カットでクセは活かせません!!
しかし、諦めるのはまだ早いです。これは、最近のわたしの髪です。
だいぶ、チリチリ感がなくなっているのがわかると思います。
強い癖を治すことは困難ですが、このようにホームケアでチリチリを改善することは可能です。
我々のような縮毛がストレートヘアを目指してしまうと、一生涯縮毛矯正をかけ続けなければなりません。
縮毛矯正をやめるためには、ストレートヘアを諦める勇気が必要です。
くせ毛カットで癖を活かすことも一旦忘れて、まずは髪に潤いをもたらすことから始めましょう。